病院同行
- グループホームすずらん
- 4月14日
- 読了時間: 4分
桜の季節もそろそろ終わりに近づき気持ちの良いポカポカ陽気です。花粉症の方にとってはお辛い時期になりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?GHすずらんの中根です!
今回は、いつも行っている病院同行についてお話したいと思います。
内科、精神科、歯科、健康診断、胃カメラ、皮膚科、耳鼻科、整形外科、都内の大学病院に行ったこともあります。
とはいうのも近頃スタッフは病院同行に追われています。
利用者さんたちの大半は、1人では病院にいけません。
最近でいえば歯科医院の同行になると、ご存じの方もいるかと思いますが歯医者さんは通院回数が多いので何ヶ月も続くこともあります。利用者さんにとっては、かなり根気のいる通院になります。
こちら歯に関しては、定期検診や普段からホームで予防を促すようにしてはいるのですが磨くのが苦手だったり、なかなか難しいこともあるのが現状です。
他には中年以降の方が行う胃カメラです。こちらも基本は希望制にはなりますが、ガンが怖いとおっしゃる方がいます。こればかりは検査しないと分からなことですが検査が大変な分、若干ハードルが高くなります。
特に大腸カメラになると数日前からの食事管理と下剤を1つ1つ手順を説明を行いながら飲んでもらわないとならないので職員は付きっきりになります。
これら病院を、1人で行けない理由としては、自身の症状を先生に明確に伝えられなかったり診断内容や薬の飲み方を適切に聞いたり覚えて帰ってこられなかったりするためです。
診察の時は、自分の言葉で気持ちを伝えることをなるべく意識してもらっています。
職員はあくまでも補助として必要なところのお手伝いをするという認識で付き添っています。ご本人から先にお話をしていただいて、その後にこれは先生に伝えるべきだなと思うことを職員からお伝えをしています。
もしも本当に痛いときや苦しいときに自分の症状を伝えられないと困ってしまうと思うからです。ご自身の痛いところや本当の気持ちは職員には分からないので多少、大袈裟に言っていたとしても主張すべきだと思っています。
それは心のケアも同じで、その方が思っていることを大事にしたいと思っています。心も体の病気と同じで痛い時があると思うので大切に言葉にしてもらっています。
同行すると普段たくさんおしゃべりをする利用者さんもお医者さんと目も合わせず、うつ向いてしまい少ない言葉でしか伝えられない方もいます。慣れていない人とのコミュニケーションの難しさを感じます。
思い返せば数年前に初めて会った時は私もこんな接し方をされていたなと思い出しました。自分のことではないですが長くご支援してくださる方々の必要性と大切さを感じました。関係者の方々は、いつもありがとうございます。
最後に、毎年恒例の健康診断に同行した時のお写真を載せたいと思います! 就労先によっては、職場の健康診断がない方もいらっしゃるのでこちらで同行をしています。
その方は、1人で外食ができないので検診の後のご褒美として毎年好きなものを食べましょう!と提案をしていました。初めの何年かは断られていたのですが、ここ数年はマックなら行きたいと言ってくれていました。
一緒に健康診断に行き始めて5年は経つと思いますが、マックは検診の後は体に負担がかかると思い、しゃぶしゃぶのどん亭はどう?と今年も提案をしてみたところ心に刺さったようで行きたいです!と初めて2人での外食を了承してくれました。
今までも回転寿司なども提案はしたことがあるのですが、しゃぶしゃぶがツボだったようです!!!
ご本人のお話によると初めてのしゃぶしゃぶ屋さんだったようで、お店に入ってからも、かなり気に入ったようでした。

感動したことが、共有の鍋のものを取る時や雑炊の卵を混ぜるときに自分の箸ではなく菜箸を使ってくれたり尚且つ全て食べきらず私の分の具材を必ず残してくれるのです、、!
なんて紳士なの!!!と感動していました。
ソフトクリームの機械が初めてだったようで、出しすぎて焦ってしまうお茶目な姿も^^♪


とっても楽しいお食事になりました!
今回もお読みいただきありがとうございました。少しずつ気温が上がりますので、お身体にはお気を付けください。
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