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執筆者の写真株式会社ブルースター

もしコンフリクト(衝突)してしまったら・・・??

更新日:1月16日


あっという間に時は過ぎ、今年も残りあとひと月となりました。

「え!!もう12月??早すぎる・・・」と驚きながら、この時期の口癖になりつつある放課後等デイサービススタッフYです。


本日は11月27日月曜日の職員研修会の様子をお届けします。

第1回目と同様、講師はデンマーク現地特別支援学校教員ピーダーセン海老原さやかさん。

第2回目の研修内容は『コンフリクト(論争・衝突・争い)をさける関わりについて』



日々、利用者さんとの関わりの中で毎日完璧!というわけにはいきません。

どこかで必ず『コンフリクト(衝突)』がうまれます。その時の対処方法を学ばせていただきました。




【ローアラウザル】の方法。

『アラウザル』の意味は【覚醒】です。


アラウザルが低いと⇒眠かったり退屈で活動量が少ないです。

アラウザルが高いと⇒不安、ストレス、パニックを引き起こします。


アラウザルが低すぎず、高すぎず

その真ん中良いパフォーマンスに繋がります。




【ローアラウザルとは】


関わる人のふるまいかたから、

コンフリクト(衝突)を避けていくこ

とで利用者さんがより良い選択をするようになる為のペタゴキック(教育学)です。


コンフリクト(衝突)を避けるための方法はいくつかあります。

要求を端的に伝える 要求を変える  

選択肢・逃げ道を提示など。


また、利用者さんとスタッフのコンフリクト(衝突)がエスカレートしてしまった場合はローアラウザルの1つの方法である『スタッフ交代』がとても重要となります。





このお話を聞いて、私が初めて福祉のお仕事をしたときのことを思い出しました。

「私が最後まで〇〇さんと向き合いたい・サポートしたい」「ここで交代しては、自分は成長できないまま」などと思っていましたがそれは間違えでした。

私たちはチームであり、1人ではない。

利用者さんたちの困りごと・不安を取り除くことを第一に考え行動し、サポートしていくことが私たちの役目。

もちろん、スタッフのメンタルケアもかかせません。

今では、スタッフ交代の方法を取りながらの支援をしています。

みんなが+の方向に行くことが出来る最善の方法です。



もう一つの方法は『冷静なフリ』をすることです。

1人ひとりの特性にあった方法で、   『アイコンタクト・距離・話す量や声のトーンを変えること』が大事になる。

この方法は、日頃から利用者さんをよく見ていないとできないことであり、スタッフ同士の細かい共有も必要になります。


そして、自分自身の心が揺れ動きそうになった時は『冷静なフリ』を思い出し行動や発言にうつせていけるようにスタッフ同士で心がけていきます。


お話を聞きながら、スタッフ一同が自分自身の支援の方法について再確認できた場面となりました。



最後は参加者が行う、グループワーク!!



放課後等デイサービスの事例をあげて、

2グループで

【背景となる要因】【ローアラウザル】を考えました。




「〇〇だと見通しがたたないから、不安になっている」「□□はどんな状況だったのか?」「△△するとよくなるか?」など意見が出ました。



グループワークは、時間内に意見を出し合い・まとめ・発表をしますが慣れないこともあり苦戦しました。実際にやってみてわかることもあり、経験を通しての学びとなります。


株式会社ブルースター全体としての課題も見つかり、今回の研修会も発見と学びが多い時間となりました。


次回の研修会は、2024年1月です。

第3回目は、なんと!!デンマークから海老原さんがブルースターに!!!

画面越しではなく直接お会いできること、とても楽しみしております(*^-^*)


第1回目に引き続き一般社団法人COMHCaさんもzoomでご参加下さり有意義な時間となりました。

1時間という研修としてはかなり短い時間の中で試行錯誤してくださる海老原さやかさんには心より感謝申し上げます。今回学んだことを各事業所でも実践でいかせるようにチャレンジしていきたいです。



【ピーダーセン海老原さやかさん ホームページ】










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