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災害時訓練

執筆者の写真: グループホームすずらんグループホームすずらん

更新日:2024年3月5日

こんにちは。グループホームすずらんの橋本です。


3月1日、能登半島地震からちょうど2か月が経ちました。未だに1万1000人超の人が避難生活を余儀なくされているそうです。一刻も早く未来を向いて歩ける生活を送れるよう祈っております。


3月1日のすずらんは災害訓練を実施いたしました。その様子を写真も交えてご紹介いたします。


職員による消防署への通報訓練

「訓練、訓練、訓練、火事です」と始まります。

消防署の担当の方から「どこが?何が燃えている?」などの問いかけに応じながら進めていきます。

訓練と言えど消防官とのやりとりは少し緊張しますね。


避難訓練

通報訓練が終わると直ぐに各階にいる利用者さんたちに「避難訓練です!」と言い避難を開始します。

避難訓練なのですが彼らにはそれぞれ特性があり精神的な面なども考慮すると近くの指定の避難所には連れていくことができません。

なのでマンションの前まで避難して安全確認後はすずらんで避難生活を送ることになります。

この避難訓練は終わった後に毎回注意をするのですが何人かはここでの行動がとても遅いです。

今回も部屋からなかなか出てこない人が数名…困ったものです。


食事の作成



電気などのライフラインが断たれたことを想定しての食事作りをします。

災害用に備蓄しているガス缶や水、お米を使ってガスコンロと鍋でお米を炊きます。

何度かやっている訓練ですがこのお米炊きが難しいです。

1番最初にやったときは割とうまくいったのですがそれ以降はあまりうまくいっていません。

お米の芯が残ってしまっているという教訓から前回よりも少し強火で炊くようにしたところ恐らく成功といった感じです。












①袋にお米1合と水220mlを入れて30分ほど浸水します。

②沸騰させたお湯に入れ中火と強火の間くらいで15分加熱

③火を止めるだけでそのまま15分お湯の中で蒸らして完成です。



手順としては簡単ですね。















今回はスタッフの1人が見つけてきたホットケーキミックスと水だけで作れる蒸しパンというものも作ってみました。袋で作ったので見栄えはあまりよくありませんが味は素朴でほんのり甘くとても美味しかったです。橋本としてはかなりおすすめです。余っているレーズンやさつま芋なんかを混ぜても良さそうです。


①ホットケーキミックスの粉150gと

水130mlを袋に入れよくもみ込みます。

②沸騰させたお湯に袋のまま入れ弱火で35分です。途中膨らんでくるので上下ひっくり返したりしました。





味噌汁とゆで卵も並行して作りました。

洗い物を出さないためにお椀にはラップをしています。






リアルな雰囲気を体験するために部屋の電気を消して上向きにした懐中電灯のみで食事をしてみます。写真ではあまり暗くなさそうですが実際はかなり暗かったです。

肝心のご飯の出来栄えは…やはり炊飯器で炊くご飯とは食感も舌触りも全然違うのでお世辞にも美味しいとは言えませんが食べられない程ではないです。


能登地震の報道を聞くと最初は丸1日でおにぎり1個しかなかったなどと聞くのでご飯1合分、蒸しパン、ゆで卵に味噌汁とついたらかなり良い方なんだなと思いながら橋本もみんなと同じ食事を食べ感じました。




夕食は質素なものだったので翌朝の食事はしっかりとした朝食をパートさんが用意してくれました。

朝からチキンカツを揚げてチキンカツサンドを作っていただき利用者のみんなも無心でかぶりついていました。




防災訓練の1日をご紹介しました!

最近も地震が多くいつ都心に起きてもおかしくないという気持ちでいることが大切だと感じています。

みなさまもそれぞれ備えを怠ることのないよう気を付けてくださればと思います。

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